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小さき勇者たち ガメラ

2013-05-25 (Sat) 19:31


※これは映画公開当時、mixiにてアップした日記です。






■小さき勇者たち ガメラ  ★★☆☆☆


監督:田崎竜太
脚本:龍居由佳里

 

私はガメラが大好きです。
もともとカメが好きだったこともあり、子供の頃からゴジラよりも、

自然とガメラが好きでした。

平成ガメラが登場したとき、さすがに私もいいオトナでしたので
「え~、今更ガメラぁ~?」
などと思ったものでした(失礼)。
 

しかし金子修介監督は、怪獣を生物としてのディティールに徹底的にこだわり、

怪獣映画という枠だけに囚われないSFとしての筋を貫き通してくれました。
その結果、世界に通用するエンターテイメントになったんです。

そんなわけで7年ぶり(?)に復活のガメラでございます。


※以下ネタバレ。


田崎監督の作品は何本も観てるけど、

こるく的にはどうにもお粗末な出来ばかりでした。
でもそれはいい脚本家に恵まれなかったからで、

この人自身は才能を持っているかもしれない。

そんな望みを託して、今回のガメラ。
…………さて、結果は?

 (●・´艸`・)ブッ、;'.・

た、田崎ぃ~っっっ
そりゃねぇだろう~~~~っっっ

 

脚本の龍居さんも、あまりにも怪獣映画に不慣れな印象。
前半は、のび太の恐竜の劣化コピー。
後半は子供たちとガメラのジュブナイルに軸を置き過ぎていたために、

他がおざなりになってしまってました。
子供たちの演技や、親子の繋がりなど、いい部分も多かっただけに残念です。



映画冒頭、1973年。ガメラとギャオスの死闘。
いきなり観客の心を鷲掴みにするようなシーンで、カッコイイ!

アバン後、物語は小さな港町(伊勢志摩地方)の描写へと。
丁寧に描いてくれているので、この辺りはさすが田崎監督だなーと思いました。
主人公の透くんはお母さんを交通事故で亡くしているのですが、
どこで事故に遭ったのか首を傾げるほどの田舎でしたw
いや、きっと他所の町で亡くなったんでしょうw

ぉ墓参りの帰り道、透くんは離れ小島の、小さな赤い光に気付きます。
あのー……、
光るたびに「ピカーン」って音が入っているんですけど………。
…この時点で、田崎監督に一抹の不安を感じたり(汗)

のび太の恐竜では、

のび太がピー助と一緒に遊ぶシーンがふんだんに用意されていました。
それにより、人間と恐竜との友情を強調したんですよね。
でもガメラはそれが中途半端なモンで。
単に子供と亀が一緒にいるだけ?
ガメラが成長するたびに驚いたりするだけ?

んー、ガメラにエサをあげるとか、
一緒に海で泳ぐシーンなどを盛り込むだけでも

だいぶ違った印象になったろうになあ。



成長したガメラは、なんつーか、ミニラっぽいデザインw
近年の造型技術は格段に進化しているため、

かわいいどころかブキミに見えることもしばし!w
んでもって敵怪獣ジーダス。モチーフはエリマキトカゲ?
ゴメン、お世辞にもかっこいいとは……………(汗)

えーと、ここで再認識。
この映画は前ガメラシリーズとはリンクしていません。
そればかりか、SFですらありません。
あ く ま で も 、 怪獣が出てくるジュブナイル映画ですw

ガメラがこの世界にとってどういう位置づけなのか?
ジーダスの正体も、何もかも、まったく説明がありません。
ただ単に、 出 て く る だ け 。



物語中盤、ガメラとの最初の戦闘の後、ジーダスは海へ姿を消します。
その後、自衛隊(?)は敵であるジーダスを追跡しようともせず、

動けないガメラの確保に全力を費やします。
いや、それ逆だろ! まずジーダスを追尾しなよ!w

その後、名古屋にある研究所に運ばれるガメラ。
ショッカーの秘密基地かと思わせるような暗い研究所で、ガメラの研究。
んー、田崎監督ぅ~。実際にこういった関連の施設を見たことないんですか?
こんな暗くて、設備も30年くらい前のセンスの研究所って変だべ?
ここでもガメラに関する生体的説明は一切ナシ。とほほー。

ジーダスも名古屋に上陸。
ガメラも復活して、いよいよ最終決戦ッ!
んでもって、ここから子供たちによるガメラ救出作戦が始まるのです。
そう、これがタイトルにある「小さき勇者たち」なのですな!

ひたすら走る子供たちに、ちょっとホロリ。
うーむ、やっぱこういうシーンには弱いですねぇ私。



ラストシーン、ガメラをかばう子供たち。
ぶはははははははははははははははははははwwwwww
いや、笑ってゴメン。
本当は感動するシーンなんだろうけど、子供たちを大勢登場させて

ムリヤリ観客を感動させようという魂胆が見え見えで、笑ってしまいました。
ぜんぜん関係ない子供たちばっかやねん!www
田崎監督、大事なシーンでなにやってんねん!www




まとめ。


まったく新しいガメラを~という試みは良かったですね。
ガメラは子供の味方、そして友達。

そんな昭和の雰囲気があったのもファンとしては嬉しかったです。

 

ただ映画としては、怪獣映画であるということも踏まえた上で、
もうちょっと細部のディティールにこだわってほしかったなー

というのが正直な気持ちです。
描写センスが古い上に、説明不足な感が払拭できませんでしたので。

館内は初日だと言うのに、ガラガラでした。
20人くらいいたかな? 半分は子供たち。女の子も多かったです。
この分だと、大した話題性も呼べないまま忘れられていく一本なのかも~。
ガメラファンとしては、ちょっと悲しいかな。

 

(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ


Last Modified : 2021-03-26

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