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アイ,ロボット

2013-06-29 (Sat) 15:34


※これは映画公開当時、mixiにてアップした日記です。

ロボットSFで有名な作家、アイザック・アシモフ
学生時代に彼の小説『鋼鉄都市』を読んで、衝撃を受けたことがありました。
それまで自律型ロボット(自分で考え動くロボット)というと、ロボコンとか、
ドラえもんみたいなものしか知らなかった私には、
アシモフの描くロボットにはもっと次元の高い志向性を感じたんです。
 
今週の金曜ロードショーで放送していましたので、
過去日記をアップしてみたくなりましたw
 
 
 
 
 
■アイ,ロボット  ★★★☆☆
 
監督:アレックス・プロヤス
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ヴィンター
原案:ジェフ・ヴィンター
原作:アイザック・アシモフ
 
 
アシモフの小説をモチーフにした、オリジナルストーリー。
彼が小説の中で提唱したロボット三原則に添った未来SFです。


ロボット三原則というのは、
1.ロボットは人間を傷つけてはならない
2.ロボットは原則1に反しない限り、人間の命令に従わなければならない
3.ロボットは原則1・2に反しない限り、自己を守らなければならない
 
 
私が過去に読んだアシモフの小説『鋼鉄都市』は、
ロボット三原則の盲点を突いた、実に上手いサスペンスでした。
 
しかしこの映画は、最初から
 「三原則が破られてしまったらどうなるのか?」
が前提になっています。ここがアシモフとの大きな違い。
 
三原則が適用されないのであれば、
どんな犯罪だって、そりゃ可能になるでしょう。
事件の黒幕は三原則を自分に都合のいいように解釈してしまうわけですが、
それはすでにアシモフの論理から外れてしまっていますよね。



CGは実に滑らか。
ロボットの、人間には不可能な動きを駆使したアクションもなかなかのものでした。
でもこの映画におけるロボット三原則は、
人間がロボットに絶対の信頼を置いているという設定のためだけにあり、
そのほかではまったく生かされていない点が不満でした。


SF映画としては、普通に面白い。
でもやっぱりアシモフには及ばないなあ、というのが率直な感想でした。
(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ



Last Modified : 2021-03-26

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