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インシテミル 7日間のデス・ゲーム

2013-07-08 (Mon) 20:12



■インシテミル 7日間のデス・ゲーム  ★☆☆☆☆

(2010年公開)

原作:米澤穂信(小説「インシテミル」)
監督:中田秀夫
脚本:鈴木智
主題歌:May'n「シンジテミル」


本作はクローズド・サークルを舞台としたミステリー。
たまには推理物やサスペンス物といったジャンルの映画を観てみたいなーと

思い立ちまして。


うん、駄作でした。



原作は未読での映画視聴でしたが、かなり頭の悪い脚本・演出でした。

暗鬼館と呼ばれる閉鎖施設に集められた10人が、
そこで起こる事件を解決しながら7日間を生き延びるという物語です。
しかし集まったのは馬鹿ばかり

事件が起きてもまともな推理などできるはずもなく……。

私は物語前半で事件の真相がわかってしまい、
「いったいいつになったら面白くなるのかなあ?」とか、
「なんでこんな簡単なことに、誰も気がつかないのかなあ?」など、
そんなことを考えながらダラダラと観ていました。

 
とにかく脚本・演出が穴だらけです。
 
情報がネットで駄々漏れなのに警察が動かない。
 

施設内の設備・構造の設定が、

遺体安置所以外まったく物語に活用されていない。
 

肝心の推理ショーでは、

十分に状況の情報を得られないまま犯人の決定を迫られる。

 

登場人物が馬鹿ばかりで、まともに推理できる人間がいない。

そして最後は、

生き残った参加者たちを車で送らず、歩いて帰らせる。

怪我してるのに!
主人公が旅立ってゆく姿を描こうとしているのはわかるんだけど、
演出があまりにもバカすぎて、呆れてしまいました。 

 

この映画は推理物でも、サスペンスでも、ましてやミステリーでもない。
やっぱり駄作としか呼びようがないなあ。
いったい誰のせいでこんな映画になったんだろ?
原作者? 監督? 脚本家? それともプロデューサー?




この映画の視聴後、原作を買ってきて読んだんですよ。

うん、原作はめっさ面白かったです!


映画でバカだと思っていたシーンには、

原作ではちゃんと論理的な理由が用意されていました。

複雑な伏線も、最後にはスッキリ解決させていて、

読後感もかなりのものでしたよ。


いや~、いい小説読んだわー。

同じ著者の、氷菓も読んでみたくなりました!
(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ



Last Modified : 2021-03-26

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