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ランボー 最後の戦場

2013-08-21 (Wed) 14:41


※これは映画公開当時、mixiにてアップした日記です。






■ランボー 最後の戦場  ★★★☆☆

(2008年公開)

監督・脚本:シルベスター・スタローン

R-15指定。
全篇、これでもかというくらい残酷描写の連続。
スタローンがこの映画にそれだけの想いを込めていたことが理解できます。

これはあれか?
スタローン作の、もののけ姫なのか?


「何のために生きるのか、お前が決めろ」

ランボーというと私が幼少時代に流行っていたシリーズでして、
セガからアクションゲームまで作られたくらいでした。
私も当時、けっこうのめりこんだものです。

そのシリーズ完結篇。
還暦を迎えたスタローンなりの、けじめともいうべき映画でした。

個人的には楽しめた映画でした。
しかしそれが一般受けする映画かどうかというと………
この映画は、

それまでのシリーズのテイストを求めて観に行ってはいけません。


ランボー、とにかく殺しまくり。


ストーリーは、有って無いようなもの。
戦争の凄惨さ、醜さを、徹底的に観客に見せてきます。

 戦争ってのは、決してカッコよくもなければ、美談でもないんだ。
 あこがれるようなヒーローなんていない。
 この目の前にある惨劇が、現実なんだ。


そんなスタローンの声が聞こえてくるようでした。





スタローンは先にロッキーの完結篇を公開してます。
ロッキーは、決して夢を諦めない男の物語でした。

ランボーは、夢もなく、守るべき人もなく、
自分が何のために生きているのか………

そんなことを考えながら生きています。

彼が再び戦いに身を投じる理由は、

夢のためでも、愛するもののためでもなく…。

ロッキーとランボーは趣きが180度違いますが、
その根底にあるものは同じなのではないかという気がします。


 日々をただ生きることはたやすい。
 しかしその限りある時間の中で、どう生きるか。
 なんのために生きるのか。



そんなふうに私はメッセージを受け止めました。

夢を持たずに日々をなんとなく過ごしている人や、
漠然とした夢を持っているにもかかわらず、

努力を忘れて怠惰に生きている人。
そんな現代人に向けた皮肉でもあったのかもしれない……

というのは考えすぎでしょうか。

 


ラストシーンのランボーの後姿を見て、
「ああ、この人は生きることの意味をやっと見出せたんだな」
と感じました。
それはまぎれもなく、漢(おとこ)の後姿でした。

(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
 

 

Last Modified : 2021-03-26

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