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アマルフィ 女神の報酬

2013-09-24 (Tue) 19:44



※これは映画公開当時、mixiにてアップした日記です。






■アマルフィ 女神の報酬  ★☆☆☆☆
 

(2009年公開)
監督:西谷 弘
脚本:真保裕一、西谷 弘 (ただし双方クレジット無し)
原作:真保裕一

 
どこをどうしたらこんな珍作が生まれるのか

首をひねるばかりの映画でした。

原作者であり、脚本も担当した真保裕一は、その脚本のあまりの酷さに
「俺の名前をクレジットから消してくれ!」と怒りの要求をしたそうな。


※以下、ネタバレ。


イタリアにて、日本人少女の誘拐事件が起こる。
日本人大使館の職員・織田裕二がその捜査を開始。

娘は美術館で消える。
監視カメラの映像を調べると、トイレに入ったきり出てこないことが判明。
しかしなぜか織田裕二はトイレを調べない。

………あのさぁ、まず現場を調べて、
それから事件の前後にトイレに出入りした人間を調べれば、犯人わかるじゃん?
やれよ、いますぐ!



その後、母親(天海祐希)の携帯に犯人から電話がかかってくる。
「娘を返して欲しかったら身代金を用意しろ」
うん、ベタだ。

そして織田裕二天海祐希は犯人の要求どおり、指定の場所へと行くが、
結果的にこれはイタリアの観光名所めぐり以外の何物でもない。

織田裕二、監視カメラの映像に細工がしてある可能性に気づく。
だったら、

その映像を織田裕二に渡した奴が犯人じゃないの?
気づけよ!(※実際そうだった)



新たな取引先、アマルフィへと向かう織田裕二天海祐希
しかし犯人はただの時間稼ぎとしてこの場所を指定しただけだった。
ちなみにアマルフィの出番は、これでおしまい。
この映画のタイトルの意味は???



イタリアの監視カメラを総括する

サーバールームへと向かう織田裕二天海祐希
警戒が厳重なはずなのに、

なぜ邦人がそんなところに入れるのか説明は一切無い。

サーバールームにて、

天海祐希が犯人の要求どおりシステムの中枢を占拠する!
仕方ないので職員はサーバーの電源をいったん切り、
強制的にサーバールームを奪還しようとする。

落ちた電源が回復するまでに要する時間は30秒
だが、犯人グループの狙いはその30秒間にあった。
そのわずかな時間に、サーバールームをハッキングしてしまったのだ!
電源が落ちているのに、

どうやってハッキングするの?

犯人グループの本当の狙いは、日本の大臣を襲撃することだった。
それだけのために、日本人の娘を誘拐し、
その母親を脅してサーバールームへと侵入させ、
電源を落とさせてハッキングを行い、
大臣がいる建物のセキュリティを解除して、
壁をハシゴで上って進入するという、
めちゃくちゃ遠回りな計画を実行したのだ。

つーかそんなの、わざわざイタリアでやらなくても、
日本でやれば良かったんじゃないの?
そうすりゃ、こんなに手間がかからなくて済むじゃん?



これってすでに外交問題にまで発展しているはずなんだけど、
なぜか事件が解決した後、

大使館の職員はのほほんと正月休みを取る。

「良いお年を~」

おまえら、仕事しろよ…。






細かい突っ込みどころは拾い上げるとキリが無いです。
これがフジテレビ開局50周年記念作品だというんだから、笑えますw

原作では矛盾しない設定と理由付けがされていたようなのですが、
ここまで内容を改変されれば、そりゃ原作者も怒りますって。

(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
 

 

Last Modified : 2021-03-26

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