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ブレイブストーリー

2014-03-09 (Sun) 18:45


■ブレイブストーリー  ★★☆☆☆

(2006年公開)

製作総指揮:亀山千広
原作:宮部みゆき
脚本:大河内一楼
監督:千明孝一


公開当時、いろいろと酷評のあったアニメ映画でした。
観て納得。なるほどね。
これでは酷評受けても仕方ないなあ。
でも私は逆に、プロとしての仕事ぶりを

見せつけられた映画でもありました。

小学生の主人公が、

勇者としてファンタジーな異世界を冒険するというお話。
ドラクエで遊んでいる世代には、

珍しくもなんともないジャンルですな。

 

好意的に取るならば、

そういう世代にもわかりやすく楽しんでもらえる世界観

ということなんでしょうが。



えっとね。
私は原作は未読なんですが、映画化にあたり

大部分を省略しているというのが目に見えて明らかでした。


つーか、原作の冒頭部分と最後の部分を抜き出しただけ?
ネットで検索してみても、かなりの量になる原作を

2時間にまとめたのは無理があるとの意見がワンサカ。

実際、あまりにも物語がキツキツすぎて、

登場人物一人一人の描写がものすごく希薄になっている感は

否めませんでしたよ。

この原作は本来、

映画ではなくテレビアニメのほうに向いているよなあ。

映画のテーマは、昔からいろんなドラマなどで謳われているもので、

今更な感が強いです。
ただ、今の子供たちや若者に伝えるテーマとしては、

今も変わらず普遍なものであるとは思います。
惜しむらくは、それを観客に伝えられるだけのパワーが弱いなぁ…と。



で、
私がこの映画でプロとしての力量を感じたのはですね、
この原作を2時間映画にしろ!というムリな注文を、

(無難な作りとはいえ)それなりに纏め上げたスタッフは

凄いなあというところなんですよネ!
プロって大変だなあ…。

せめて前・後篇にするとかしないと描ききれない物語なのに、

スポンサーがそれを許さなかったんでしょうw
キャスティングに声優ではなく俳優を起用するあたり、

フジテレビの魂胆が垣間見えたりするんデスガw

松たか子ウエンツ使っている余裕あるなら、

別のほうに力を注ぎなよ~。

大泉洋をデカデカと押し出すよりも、

ヒロインのミーナ(cv斎藤千和)をヨイショしなよー。
変なところだけジブリを真似したってダメダメ~。

あと蛇足だけど、原作者の宮部みゆきと、

同業の京極夏彦まで声優にチャレンジしています。
あんたら何やってんのさ!w



映画の一本としては、まあまあ楽しめたけど、

飛びぬけて面白いわけではなかったってところですね。
案外、すぐに忘れ去られる一本なのかもしれません。


(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ



Last Modified : 2021-03-26

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