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貞子3D

2013-04-15 (Mon) 20:43




※これは映画公開当時にmixiにてアップした日記です。







■貞子3D  ★☆☆☆☆(バカ度:★☆☆☆☆)


監督:英勉(ハンサムスーツ)
脚本:藤岡美暢、英勉
原作:鈴木光司(リング、らせん)

エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎(角川書店代表取締役社長)
特別協力:ニコニコ動画、ビックカメラ
配給:角川映画




この映画を観てはいけない。
観たら呪われるぞ。
(クソ映画的な意味でw)






某twitter「貞子3Dなんてどうですか?」
角川社長「あ、いいねー。それいこう!」

もう
ビデオは古いよね。携帯電話は秋元さんが着信アリで使っちゃったし。
それじゃ
スマホにしよう。呪いの映像はインターネットの動画にしよう。
うん、
ニコニコ動画なんていいじゃない。
動画から貞子が飛び出てくれば、きっと怖いぞ。それを3Dでバーンと!

キャストも可愛い娘いっぱいそろえよう。
貞子役は……今売れっ子の
橋本愛なんていいじゃないか。
主役にはこれまでのシリーズに負けない美人女優を。
石原さとみとか。
あとはイケメン俳優をそろえて…
そうだな…、仮面ライダーの俳優を捕まえてくれば子供たちも喜ぶぞ。

え、
フジ東宝もガン無視? じゃ、うち(角川)で作ろう。
監督は
英勉くんでいいよ。たまにはホラーをやらせてみよう。



…と、こんな感じで作られたのが今回の
『貞子3D』ですw



(ストーリー)
ニコニコ動画の生放送で、自殺ライブがアップされる。
この動画を見た者が同時に自殺し、その後にこの動画は削除されるも、
興味本位で検索した者まで次々に不振な自殺をしていく。
やがて主人公と警察は、最初の自殺者にたどり着き、
彼が
『S』を復活させようとしていることを突き止める。



タイトルの
『貞子3D』でもププっと笑っちゃいましたが、
「Sの復活」でもプププッと笑っちゃいましたw

この映画、これまでのシリーズとの繋がりはありません。
そればかりか、これはホラー映画ではありませんw
どちらかというと
モンスター映画、あるいはコメディ映画です。
そもそも監督がコメディ映画ばかり撮ってきた人ですからね。

映画の内容は、皆無に等しいです。
薄っぺらい底抜け脚本。ツッコミどころしかありません。
演出も素人レベル。3Dの使い方が大いに間違っています。
よくコレで上映までこぎつけられたものだと思うと、
そっちのほうが恐怖です。




私の中でホラー映画の基準というものがありまして。
現在、その基準の頂点にあるのが
鈴木光治『リング』なんです。
原作も映画も、それくらい怖かった…。

映像的な怖さよりも、心理的にじわじわと這い寄ってくる恐怖があったんです。
それがリングシリーズの特徴で、その後のシリーズやハリウッド版も観ました。
テレビから這い出てくる貞子は映画オリジナルの演出ですが、
これはいい意味で原作ファンを裏切ってくれた名シーンですよね。

で、
貞子3Dはどうだったか?

恐怖の演出は、音と3Dで表現しているだけ。しかも何度も同じ演出の繰り返し。
これでは恐怖映画ではなく、ビックリ箱映画です。

最初に登場する
『呪いの動画』なんか、生放送でアップされたはずなのに、
動画内で別ウィンドウによるカットが入っていたりするんですよねー。
生放送なのに動画が編集してあるの?
映画全編ツッコミどころしかないので、恐怖性が薄れて苦笑しか出てきません。

そして極めつけは、貞子のクリーチャー化
つまり、貞子がモンスターとして登場し、ヒロインと戦うんです。
想像を絶するつまらなさ。最悪のシーンです。

さらにまずいことに、この映画は何をすれば事件が解決するのか、
最後まで全く提示できないままでした。
結局スマホをブッ壊したら貞子は消えたんですが、意味がわかりません。



私は上映中、何度も声を出して失笑していました。
上映中は静かに観るというのがマナーですが、他の観客も笑っていて、
すでに誰も気にしてなんかいませんでした。

上映終了後、あちこちからブーイングの声が…。
そりゃそうだよなあw

貴重なお金と時間と、心の健康を返して!
と声を大にして言いたくなるような、大駄作でした。
(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ



Last Modified : 2021-03-26

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